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リチウム電池関連

2017/7/1よりリチウム電池およびリチウムイオン電池を内蔵した機器を「航空機の貨物室」で輸送する場合の安全措置が義務化されました。
したがって当該機器を受託手荷物として預ける場合は以下の措置が必須となります。

・電源完全OFF
・機器本体を厳重に梱包し、振動などで電源が入らないようにする

航空:航空機への危険物の持込みについて – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000004.html

基本知識

制限の対象

なお、機器に内蔵されているものや取り付けてあるものを機内持込手荷物として携行する場合は対象にならない。
モバイルバッテリーや電池単体などが制限の対象となる。

つまりスマートフォンやバッテリーを取り付けたデジカメなどはリチウム含有量や電力量の計算からは除外される。
(但し、あまりに大量の電子機器の製品を持ち込むと関税絡みや別の保安上で引っかかる可能性あり)

リチウム電池

型番がCRから始まる電池

製品例

ボタン電池(CR2025、CR2032など)
https://www.maxell.jp/consumer/button-voltage.html

カメラ用(CR2など)
https://www.maxell.jp/consumer/camera-voltage.html

長寿命を謳っているリチウム乾電池
https://panasonic.jp/battery/products/drycell/lithium.html
http://koizumiseiki.jp/energizer/product_category/battery/

リチウムイオン電池

主にスマートフォンやノートPC、デジカメ、携帯ゲーム機に搭載されている充電式バッテリー。
リチウムポリマー電池と呼ばれるものもここに含まれる。

リチウム含有量

文字通り電池に含まれているリチウムの含有量。
多くの航空会社では2gまでとなっている。
CR2032だと1個当たり約0.07gなので家庭用の電子機器であれば通常は気にする必要のない項目。
定格容量(Ah)×0.3(g/Ah)で含有量を算出できるとされる。

電力量

リチウムイオン充電池はリチウムの含有量ではなく、こちらの電力量計算の制限がかかる(他のリチウム電池とは別に計算する)。

計算式は電圧(V)×定格容量(Ah)

例えば定格3.7Vのリチウムイオン電池を使用した5000mAhのモバイルバッテリーであれば 3.7(V) × ( 5000 / 1000 ) = 18.5(Wh)
多くの航空会社は160Wh(一部100Wh)まで持ち込み可能なので、計算上は約43,200mAh(100Whなら約27,000mAh)の製品まで可能。

但し搭載バッテリーの電圧には注意、また電力量は単品なのか持ち込みの全機器合算で計算するのかは航空会社や保安係員の判断次第な点にも注意。

2016/4からの変更点

バッテリー単体を受託手荷物にすることができなくなった。

大事のように取り上げているメディアもあるが実はこれだけ。

各航空会社の案内ページ

路線や運行会社、運航機材によって条件が異なる場合があるので要確認

日本航空(JAL)

JAL企業情報 – お客さまへのお願い おあずけ・機内へのお持込に制限がある手荷物について(安全への取り組み)
http://www.jal.com/ja/safety/airport/baggage.html

JAL – 最近ニュースで報道されているようですが、リチウム電池、リチウムイオン電池は手荷物に入れて預けられないのですか。
http://faq.jal.co.jp/app/answers/detail/a_id/15981/related/1

リチウム電池ならびにリチウムイオン電池を内蔵した携帯型電子機器をお預けになるお客さまへ – JAL
https://www.jal.co.jp/info/other/170613.html

全日空(ANA)

手荷物[国際線]|ご旅行の準備[国際線]|ANA
https://www.ana.co.jp/international/prepare/baggage/?menu=limit03

リチウム電池を内蔵した電子機器について|ANA
https://www.ana.co.jp/topics/notice170630/

國泰航空(キャセイパシフィック航空)

予備の電池 | 手荷物に関する情報
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/baggage/controlled-and-banned-items/lithium-batteries.html

リチウム電池を手荷物として持ち運ぶ – キャセイパシフィック航空
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/about-us/contact-us/faqs/baggage-information/carriage-of-lithium-battery-as-baggage.html

中華航空(チャイナエアライン)

危険物情報 | チャイナ エアライン
https://www.china-airlines.com/jp/jp/fly/prepare-for-the-fly/baggage/dangerous-goods-information#

長榮航空(エバー航空)

制限など – エバー航空 | 日本
https://www.evaair.com/ja-jp/managing-your-trip/other-information/restrictions/

機内持ち込み手荷物 – エバー航空 | 日本
https://www.evaair.com/ja-jp/managing-your-trip/baggage-information/special-baggage/

樂桃航空(Peach)

[PDF]機内持込み・預け手荷物における危険物の代表例
https://www.flypeach.com/application/files/5715/5124/9029/Dangerous_Goods_List_JP_20190101.pdf

捷星航空(Jetstar)

※上限が100Wh

危険物 | ジェットスター
https://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/dangerous-goods

機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例[PDF]
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/dangerous_goods/dangerous_goods_list.pdf

台灣虎航(タイガーエア台湾)

お手荷物に関するルール
https://www.tigerairtw.com/jp/welcome-on-board/baggage
繁体中文、※リチウム電池(鋰電池)についての記載なし

酷航(Scoot)

旅行情報
http://www.flyscoot.com/jp/fly-scoot/before-you-fly/travel-information
※リンク先ページ末尾参照

華信航空(繁体中文)

行李服務
http://www.mandarin-airlines.com/Content/%E6%A9%9F%E5%A0%B4%E6%9C%8D%E5%8B%99-2016100012-30#p2

立榮航空(繁体中文)

旅客服務-機場服務-國際航線-行李訊息
https://www.uniair.com.tw/uniweb/CMS/service/luggage_information_int/zh-tw##a11

禁止攜帶物品 – 長榮航空 | 台灣
https://www.evaair.com/zh-tw/managing-your-trip/other-information/restrictions/

徳安航空(繁体中文)

託運服務
https://www.dailyair.com.tw/Dailyair/Page/Consignment/

参考リンク

maxell 安全データシート[PDF]
http://biz.maxell.com/ja/primary_batteries/pdf/CR_psds_16j.pdf

国際郵便によるリチウム電池の郵送条件 – 日本郵便[PDF]
https://www.post.japanpost.jp/int/use/restriction/restriction02.pdf

中国の空港で没収・投棄させられるもの+α
https://chiyatani.net/cn_airport_dumping/
※筆者が深圳の空港で遭遇したモバイルバッテリーに関わる保安検査トラブル事例

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