台湾:市區公車(市内バス)

※2016/8より台湾の労働法規が一部改訂され、バスや鉄道などの交通機関の大幅な減便や運休が懸念されています。そのためダイヤ改定や路線の運休が急に行われる可能性が高いため、過密な旅程を組む場合はあらかじめ代替ルートも考えておきましょう。

臺北市政府勞動局 ─ 105年8月1日起,雇主還可以讓我連續上7天以上的班嗎?
http://bola.gov.taipei/ct.asp?xItem=204929431&ctNode=63848&mp=116003
勞動部勞工保險局全球資訊網
http://www.bli.gov.tw/sub.aspx?a=ADF%2B2ZzZ8PQ%3D

全般

DSC_0906
バス車両に表示されているのは「運行会社 路線番号 運行区間」しか表示されていないためどの方面行きかが非常に解りにくい(LED式の場合は「往○○」と行先の表示に切り替わる場合もあるが対応している車両は少ない)。そのため運転手に行先を告げて確認を取った方が良い。台湾中国語が話せない場合は「往台北火車站」(「往~」は「~へ」、「火車站」は台鐵の駅を指す)などと紙に書いて運転手に見せる。

運賃形態

段票制(俗に言うゾーン制)。大通りと同じように段という区間分けが行われている。
一段票収費となっていれば全区間均一運賃なので特に意識する必要はないが、二段票、三段票収費となっていると話が変わってくる。
二段票以上の場合、路線図にある「分段點」と記されているバス停を越えると運賃が倍になる。ただこれだと分段點の前後を乗っただけでも二段分の運賃がかかり不公平感が強いので「分段緩衝區」(バッファゾーン)というものが殆どの場合採用されている。これは緩衝區の部分は一段目、二段目どちらに含めても良いというもの。
緩衝區の手前から乗車した場合は緩衝區を越えた時点で二段分の運賃、緩衝區のゾーンから乗車した場合は終点まで一段分の運賃になる。

また、台中市内の一部路線や地方都市だと依里程収費(距離制)の場合もある。
この場合バス停や車内に運賃の表示はまずないため、事前に運賃を知るにはWebやスマートフォン等のアプリで調べか、旅客服務中心辺りに聞くしかない。ICカードが利用できないと小銭の管理も含めて非常に面倒。

乗車・支払方法

乗車時に支払う「上車収費」、降車時に支払う「下車収費」があるが、ややこしいことに分段點の前後で変わる。分段緩衝區以前だと上車収費、それより先は下車収費となる。要は

・乗車時に「上車収費」だったら乗車時に払う
・下車時に表示が「上車収費」のままだったらそのまま降りる
・「下車収費」に変わっていたら降車時にもう一度払う
・乗車時に「下車収費」だったら降車時のみに払う

上車収費の場合は乗車時にまず一段分の運賃を支払い整理券(使いまわされているプラスチックの板切れの場合もある)を受け取り、分段緩衝區を越えた場合はもう一段分の運賃を払う。悠遊卡を利用しても整理券を渡されることもある。
また、バスは台東の鼎東客運などごく一部のバス会社を除いて釣り銭の対応をしてくれない。バスに乗るなら悠遊卡が必須と言われる理由がこれ。

路線図の見方

一段票収費の場合(例:台南市公車3線)

bus_map

一、起迄點:海東國小–竹篙厝
起点及び終点となるバス停。通常は1ヵ所又は2ヵ所だが、この路線は3ヶ所もある
路線図左下の◎海東國小、上側やや左の◎火車站、やや右上の◎竹篙厝

二、起站頭末班車時間:06:00-20:40(21:15假日停)
   起站頭末班車時間: 06:00-21:20

バスの運行時間、起点のバス停の始発・終バスの発車時間を表す。あくまで起点における時刻なので乗車地によっては終バスの時刻から30分くらい過ぎていても大丈夫な場合もある。

三、發車間隔: 尖峰20~25分離峰35-40分

バスの運行時間間隔、行車間隔と表記される場合もある。
尖峰はピークタイム(7:00-8:00)、離峰はオフピークタイム。

海東國小開經由仁和路至竹篙暦仁和宮

右側の第一分局から上に分岐する●黒丸の停留所を経由して竹篙暦仁和宮まで行く便の発車時刻。
この場合海東國小を起点にして (仁和路)を経由し竹篙暦仁和宮まで行くことを意味している。
下の行の竹篙暦仁和宮開經由~も捉え方は同じ。

ちなみにこの路線、色々と書いてあるけど一段票路線です。

二段票収費路線の場合(例:台北市區公車261線)

DSC_0100

一、起迄點:蘆洲–市政府

二、頭末班車時間:05:00-16:30

三、収費方法:二段票収費
何段あるのか、あるいは距離制(依里程収費)なのか

四、分段站:捷運民権西路-國賓飯店
この路線図では◆の停留所の間が分段緩衝區となる。大抵は◆か▲マークで表されることが多い。

五、發車時間:05:00/05:20/07:20/07:40/13:00/13:30/16:00/16:30
(例假日臺北市政府廣場管制,取消停靠:市政府(市府)站)
この路線は発車時刻があらかじめ決まっている。当然起点の発車時刻。
また、赤文字の注意書きは休日は台北市の指示で市政府には停車しないという意味(假日=休日)。
休日は市政府のホールが閉まっているので停留所に進入できないといったところか。

市區公車Webサイトリスト

※運賃表や路線図が画像、PDF、Excelファイル、Flash等見る側を意識していないと思えるような作りのサイトが多い
掲載されているだけマシと見るか

IC乗車カード利用可能状況

悠遊卡股份有限公司
http://www.easycard.com.tw/use/use1.asp

iPASS一卡通官方網站
https://www.i-pass.com.tw/Range/CityBus

臺灣通使用範圍
http://www.twnsc.com.tw/use.html