旅行保険

保険の種類

死亡・後遺障害

保険対象期間中に死亡又は後遺障害になった場合が支払い対象になる。原因が傷害と疾病で分かれている場合もあり疾病だと死亡のみが対象になってるものもある。
一般的な生命保険や共済でも保険金は下りるのであまり重要視する項目ではない。

傷害治療・疾病治療

海外旅行傷害保険で一番重視する項目。
保険対象期間中に怪我や病気による治療費用に対する保険。傷害と疾病で分かれていることが多い。
保険支払期間は旅行開始日、事故発生日、治療開始日からと保険にによって異なるので要確認。
治療費以外に診断書費用、入院通院のための交通費、通信費や身の回り品の購入費(上限額あり)も対象になる。
鍼(はり)・灸(きゅう)の費用、歯科、むちうち症などは殆どの場合適用外となる。
保険によっては後行程への復帰にかかった費用や帰国のためにかかった交通宿泊が対象になる場合もある。

また、一般的な医療保険でも旅行中の治療費用は殆ど場合対象にはなるが、海外旅行傷害保険にはキャッシュレス診療や病院とのやりとりを代行してくれるケースもあるため、医療保険の保険額が十分でも旅行保険が不要とは言えない。

ちなみに台湾の医療費はJTB-CWTのページによると2004年現在で入院費用が一般病棟1000円、個室21000円、盲腸の手術費用は不明となっているが入院費用が近い国と比べると多く見ても20万円程度と推測できる。
また、台湾国際医療のページによると、盲腸手術が含まれると思われる「特殊醫療→小腸及大腸重大之手術」を選ぶと73,786~351,622元と出る。ただこれは、高度医療っぽいのでこれよりは安くなると思われる。

救援者費用

渡航先で入院し現地に救援者が駆けつける際に発生した費用に対する保険。
救援者の渡航・宿泊費用の他に、捜索・移送費用、被保険者が死亡した場合の遺体処理・輸送費用(別途上限あり)も対象になる。後者は生命保険の対象になる場合もある。

賠償責任

保険対象期間中に店舗の展示品やホテルの備品等を破損してしまい弁償や訴訟にかかった費用に対する保険。
航空機、船舶、車両、銃器に起因するものは保険によっては対象外な場合もある。
保険や特約によっては同行者も保険の対象になる場合もある。

携行品損害

保険対象期間中にバッグ、カメラ、衣類、旅券、チケット類が盗難・破損・火災等の偶発的な事故で損害を受けた場合の修理費用及び時価に対する保険。
紛失の場合は適用されない。現金や金券類も対象外。
現地での購入物が対象になるかは保険による。また保険によっては免責(自己負担額)があったり、適用除外品(現金類、業務に用いるもの、スポーツ用品等)があったりと細かい規定が多いので当てにできる保険とは言い難い。

航空機遅延

出発地からの搭乗予定便が一定時間(大抵6時間)以上遅延・欠航した場合に対象になる保険。
オーバーブッキングで搭乗できなかった場合も対象(フレックストラベラー制度などを利用した場合を除く)。
支払い対象の費用は宿泊代、食事代、対応に要した通信費等。
別途手配した航空券等の運賃は基本的に補償の対象外。
また、後行程(ホテル・列車・航空券等)のキャンセル費用が適用されるかは保険次第。
保証額自体が1~5万円と低額な場合が多いのであまり当てにしない方が良い。

航空機寄託手荷物遅延

搭乗した航空機が目的地に到着してから保険会社が定めた時間(大抵は6時間以内)に預けた手荷物が到着せず、身の回り品の購入等に要した費用に対する保険。
あくまで手荷物が手元にない状況下に対しての補償なので、手荷物の破損・紛失に対する保険ではない点に注意(ロストかどうかの調査結果が出るまでに発生した出費に対しては大抵は補償される)

クレジットカードの付帯保険

死亡・後遺障害は年会費無料のカードでも自動付帯の場合が結構あるが、治療保険以下は利用付帯(航空券や宿泊代、現地移動費用等旅行代金の一部又は全部を支払わないと付帯されない)か保証額が低いことが多い。
ゴールド以上のカードや旅行サービスに特化した提携カードならば自動付帯になることが多い。
最近は旅行代金の支払いによって補償金額が増額されるものもある。
また、保証期間が旅行開始日から60~90日となっていることが多いので長期間の旅行は別途保険に加入するなどの対応が必要。

カード会社によっては割安で保証金額を穴埋めできる保険プランを提供していることもあるので利用する際は要チェック。

家族特約

たいていの場合カードの本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族又は19歳未満の別居の未婚の子という条件が付く。

保障金額の合算

複数の発行会社のカードを所持又は付帯条件を満たしていれば死亡・後遺障害以外の保障額は原則合算される。
同一カード会社の場合は一番保障額が高いもの補償が適用される。
当然保険金申請時に申告が必要。
旅行時に一番必要とする補償は治療費用なのでこれを基準にカードを複数枚持つのもあり。ただし利用付帯には注意。
また、ANAカード等の提携カードなど扱いが特殊なものも存在する。

キャッシュレス診療

入院・診療時の費用をカード会社(実際は引受先の保険会社)が立て替え払いしてくれる制度。
対応しているか否かは病院と引受保険会社次第となる。対応病院は保険会社によって結構まちまち。
保険会社のページに提携病院のリストがある。
前述の通り保険金は合算されるので対応する病院を増やす意味でも引受保険会社でカード選ぶのもあり。

保険会社別提携病院一覧

保険の申請方法

以下は三井住友海上のケースだが、他社でも流れはほぼ同じ。
任意で加入する場合は日本語の事故処理窓口(クレームエージェント)を開設している会社を選びましょう。

http://pro.ms-ins.com/personal/netins/kairyo/service/claim.html