香港・澳門のSIMを使って他国でローミングする方法

注:主に中国国内で運用することに重点を置いた内容になります

このページに辿り着く方はご存じだとは思いますが中国国内の通信網ではTwitterやFacebook、Googleのサービス等が金盾という国家ぐるみのファイアーウォールに阻まれて利用できません。

VPNを利用する方法もありますが、少なくない費用がかかり設定も面倒で敷居が高いです。
無料VPNは使うこと自体、別のリスクが生じます。

そこで割と安価で設定もそこまで難しくない方法として、香港や澳門などで発行されたSIMカードでローミングするという方法があります。香港や澳門は今のところ金盾の対象範囲には含まれていません。

なおリンク先は特記がない限り全て中国語です。英語の当該ページは各自で探してください。

利用上の注意

ローミングを開始する前にモバイルデータ通信をOFFにしておかないと電波を掴んだ瞬間からデータ通信が始まりバカ高い従量制通信で一気に残高を使い切ってしまう可能性があります。もしOFFにしていない場合はフライトモードを開錠して電波を探している間に手早くOFFにするか、Wi-Fi(インターネット接続の有無は問わない)に繋いだ状態でOFFにしましょう。

また、通信キャリアが自動選択の設定になっていると、(特に電波の掴みが悪い状況で)勝手に他のキャリアに切り替わって通信切断、最悪パック料金適用外扱いで残高を食い潰すことがあるため、面倒でも通信キャリアの設定は行っておきましょう。

香港の事業者

深水埗のSIM屋台で購入すると2~4割引で購入することができます。たまに偽物を掴まされるケースはまずないですが開通期限が迫っているものが普通に並んでいることもあるので即時使用しない場合は購入時にしっかりと確認しましょう。

※香港発行のSIMカードは基本的に行政服務費というものがSIMカードによって$2~$15/30日かかるので、放置しているとどんどん残高が減っていきます。ちなみにどの事業者も50HKD以上くらいをリチャージすると、デュアルナンバー等の特殊なSIMでもない限り有効期間内の服務費を賄える程度のボーナスが付与されます。

中國移動香港(CMHK)

https://www.hk.chinamobile.com/tc/index.html

利用可能SIM

リチャージで延長される有効期限は$49以下ならリチャージ日から30日(一部SIMを除く)、$50以上であれば180日。
また、一度のリチャージ額が多いとボーナスも増えます。

4G/3G中國國內10日數據卡
http://www.hk.chinamobile.com/tc/corporate_information/Prepaid_SIM/outbound_travelers_mainland_china/4G3Gprepaid-services-china.html

販売額及び購入後残高:$148
行政服務費:なし?
料金
中国国内従量通信料金:$1.5/MB (1日の上限$48)
中国・香港共用10日間パッケージ1GB:$100

有効期限
利用開始から10日間、延長するには期限内にリチャージが必要
リチャージ下限$30、$49以下のリチャージで63日延長

3香港/Hutchison(3HK)

http://www.three.com.hk/

スマートフォンからのテザリングは規制がかかっていて行えない模様(WiFiルーターだと回避できる場合あり)

利用可能SIM
漫遊數據儲值咭
http://www.three.com.hk/website/appmanager/three/home?_nfpb=true&_pageLabel=P200470391219567710594&pageid=654001&lang=chi

「中國及澳門」3日(150MB):$68(SIM販売額及び購入後残高は$98)
「亞洲太平洋」4日/7日(期間内通信量制限なし):$248/$288(SIM販売額及び購入後残高は$288)
「歐洲」(+香港・澳門)14日(期間内通信量制限なし):$288/$308(利用した地域によって料金が異なってくる模様、SIM販売額及び購入後残高は$328)

行政服務費:$2/30日

香港移動通訊(csl)

https://www.hkcsl.com/

利用可能SIM
中港澳任縱橫儲值卡
https://www.hkcsl.com/tc/China-HK-Macau-Travel-SIM-Card/

料金:$218(残高$48、8日間パッケージ込(香港5GB、中国澳門100MB))
追加パッケージ:中国澳門$40/40MB/日

行政服務費:なし?

SmarTone

http://www.smartone.com/

利用可能SIM
旅遊數據咭
http://www.smartone.com/tc/mobile_and_price_plans/prepaid/prepaid_travel_data_card/service.jsp

「中國及澳門」300MB/3日:$98
「日本・台湾・シンガポール・インドネシア」7日(期間内通信量制限なし):$228
「韓国・タイ」5日(期間内通信量制限なし):$228

行政服務費:$2/30日

中国聯通香港(China Unicom)

http://hk.chinaunicom.com

種類が滅茶苦茶多いので代表的なもののみ、ラインナップの改廃が激しいので注意

跨境王,一卡兩號儲值卡
http://cugstore.com/hk/prepaid-sim-card/cross-border-king.html

跨境王加強版
http://cugstore.com/hk/prepaid-sim-card/cross-border-king-extra.html

大中華30日1GB上網卡
http://cugstore.com/hk/data-card/greater-china-30days-1gb.html

 

澳門の事業者

この項目での$表記は特記がない限りMOP(マカオパタカ)なので注意

3澳門(3mo)

http://www.three.com.mo/

澳門機場及び外港碼頭に自販機あり(釣りは出ないので注意)

利用可能SIM
http://www.three.com.mo/sim/3g

説明を見る限りどのSIMでも使えそうですが、有効期限が一番長い「3G 國際漫遊預付卡($50or$100)」が良さ気。
3G 國際漫遊預付卡の説明書にはリチャージ後180日間有効とあるので、他のSIMでもリチャージすればそこから180日間有効になると思われますが未確認な上にググっても情報が見つからないので宛てにしない方が良さそうです。

料金・設定方法
http://www.three.com.mo/sim/roamingdatadailypass
http://www.three.com.mo/sim/recharges2

料金(3G通信無制限、その日の23:59まで、毎日都度申込)

香港:$88/日、ローミング先:3HK
中国:$98/日、ローミング先:China Unicom
他国:$138/日、ローミング先:一覧
設定方法:ローミング先の電波を掴んだ後、香港「**183*1#」、中国「**183*2#」、その他の国「**183*3#」、残高照会「**105#」

數碼通 – SmarTone

http://www.smartone.com/mo/tc/mobile-services/price-plans/smartone-contract/pricing.jsp

利用可能SIM
http://www.smartone.com/mo/tc/mobile-services/price-plans/prepaid-sim-card/pricing.jsp

空港やフェリーターミナルでは販売されていない模様。

料金・設定方法(3G通信無制限、その日の23:59まで、毎日都度申込)
料金:http://www.smartone.com/mo/tc/mobile-services/roaming-data-pack/get-it-now.jsp

各国共通:$128/日、ローミング先:一覧、中国のローミング先は中国聯通(China Unicom)
設定方法:ローミング先の電波を掴んだ後「#109*99#」でローミング開始、その後「*102#」をダイヤルするとデータパッケージ適用

澳門電訊(CTM)

https://www.ctm.net/cportal/base/public/mobiweb/PrepaidLeftNav.iface

澳門機場及び外港碼頭に自販機あり(釣りは出ないので注意)

利用可能SIM
https://www.ctm.net/cportal/base/public/mobiweb/PrepaidLeftNav.iface

「BEST 預付卡」がベースになっており、その他は4Gが利用できたり東南アジア方面への通話がお得だったりといったのラインナップとなっています。

料金
https://www.ctm.net/cportal/base/public/mobiweb/PrepaidLeftNav.iface

ローミング時のデータプランは存在しない模様