リチウム電池関連

2016/5にV-Airのフライト中に発生した行動電源(モバイルバッテリー)の発火事案を受けて、
2016/7現在トランスアジア航空、遠東航空、Tigerair台湾、V-Airではフライト中のモバイルバッテリーの利用が禁止になりました。
(なお、遠東航空とTigerair台湾の情報はニュース記事上のみ、Web上に利用禁止の旨の記載は今のところない)

(発火の記事、繁体中文)充電到一半行動電源爆炸!威航飛回台灣 女網友直擊嚇慘 | ETtoday 東森旅遊雲
http://travel.ettoday.net/article/693513.htm

(規制の記事、繁体中文)行動電源冒煙起火!復興航空7月1日起飛機上禁用 | ETtoday 東森旅遊雲
http://travel.ettoday.net/article/725408.htm

基本知識

リチウム電池

型番がCRから始まる電池

製品例

ボタン電池(CR2025、CR2032など)
http://www.maxell.jp/consumer/button/bt_lithium/index.html

カメラ用(CR2など)
http://www.maxell.jp/consumer/camera/index.html

長寿命を謳っているリチウム乾電池
http://panasonic.jp/battery/drycell/lithium/
http://koizumiseiki.jp/energizer/product/lithium-battery-3-2/

リチウムイオン電池

主にスマートフォンやノートPC、デジカメや携帯ゲーム機に搭載されている充電式バッテリー。
リチウムポリマー電池と呼ばれるものもここに含まれる。

リチウム含有量

文字通り電池に含まれているリチウムの含有量。
多くの航空会社では2gまでとなっている。
CR2032だと1個当たり約0.07gなので家庭用の電子機器であれば通常は気にする必要のない項目。定格容量(Ah)×0.3(g/Ah)で含有量を算出できるとされる。

電力量

リチウムイオン電池はリチウムの含有量ではなくこちの電力量での制限がかかる(他のリチウム電池とは別に計算する)。
計算式は電圧(V)×定格容量(Ah)。

例えば定格3.7Vのリチウムイオン電池を使用した5000mAhのモバイルバッテリーであれば 3.7(V) × ( 5000 / 1000 ) = 18.5(Wh)
多くの航空会社は160Wh(一部100Wh)まで持ち込み可能なので、計算上は約43200mAhの製品まで可能。
但し搭載バッテリーの電圧には注意、また電力量は単品なのか持ち込みの全機器合算で計算するのかは航空会社や係員の判断次第

2016/4からの変更点

バッテリー単体を受託手荷物にすることができなくなった。

大事のように取り上げているメディアもあるが実はこれだけ。

各航空会社の案内ページ

航空会社や路線によって条件が異なる場合があるので要確認

日本航空

JAL – 最近ニュースで報道されているようですが、リチウム電池、リチウムイオン電池は手荷物に入れて預けられないのですか。
http://faq.jal.co.jp/app/answers/detail/a_id/15981/related/1

ANA

手荷物[国際線]|ご旅行の準備[国際線]|ANA
https://www.ana.co.jp/international/prepare/baggage/?menu=limit03

デルタ航空

手荷物制限および制限品:デルタ航空手荷物:デルタ航空
http://ja.delta.com/content/www/en_US/traveling-with-us/baggage/before-your-trip/restricted-items.html

キャセイパシフィック航空

リチウム電池 | 手荷物に関する情報
http://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/baggage/controlled-and-banned-items/lithium-batteries.html

リチウム電池 – キャセイパシフィック航空
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/travel-information/travel-preparation/travel-advisories/lithium-batteries.html

リチウム電池を手荷物として持ち運ぶ – キャセイパシフィック航空
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/about-us/contact-us/faqs/baggage-information/carriage-of-lithium-battery-as-baggage.html

チャイナエアライン

危険物情報 | チャイナ エアライン
https://www.china-airlines.com/jp/jp/fly/prepare-for-the-fly/baggage/dangerous-goods-information#

エバー航空

制限など – エバー航空 | 日本
http://www.evaair.com/ja-jp/check-in-baggage-and-airports/baggage-information/restrictions/

トランスアジア航空

機内に持ち込み可能なお手荷物 | トランスアジア航空
http://www.tna.com.tw/jp/passenger-service/international/carry-on-baggage

※”客室内でのモバイルバッテリーは常時ご使用頂けれません”との記載あり

Peach

機内持込み・預け手荷物における危険物の代表例[PDF]
http://www.flypeach.com/portals/1/pdf/PEACH_DG_LIST_JP_01OCT15_V1.0.pdf

バニラエア(※具体的な記載なし)

機内持ち込み・お預けに制限がある手荷物(危険物)|サービス紹介 | バニラエア Vanilla Air
http://www.vanilla-air.com/jp/service/dangerous-goods

Jetstar

危険物 | ジェットスター
http://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/dangerous-goods

※上限が100Wh

Tigerair台湾(繁体中文 ※具体的な記載なし)

http://www.tigerair.com/tw/zh/baggage.php

Scoot

搭乗前の注意事項 | Get cheap flights at FlyScoot.com!
https://www.flyscoot.com/index.php/ja/pre-flight/travel-information.html

V-air(繁体中文)

V-Air – 行李資訊
https://www.flyvair.com/zh/travel/baggage.html

※攜帶鋰電池搭機公告のタブに図解あり、
”行動電源 符号以上規定、可手攜帶手提上機、不可託運、且不得於機上使用。”の記載あり
(訳:モバイルバッテリー 上記の規定、手荷物として携帯可能、受託運送不可、そして飛行機上では使用できない)

華信航空(繁体中文※具体的な記載なし)

http://www.mandarin-airlines.com/service_new/international_baggage.htm

遠東航空(繁体中文)

行李須知
http://www.fat.com.tw/luggage-info

機場服務
http://www.fat.com.tw/ja/international-airport

徳安航空(繁体中文、※リチウム電池についての記載なし)

http://www.dailyair.com.tw/baggage-3.aspx

 

参考資料

maxell 安全データシート[PDF]
http://biz.maxell.com/ja/primary_batteries/pdf/CR_psds_16j.pdf

リチウム電池を内容とする郵便物等の取扱いについて – 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2015/0730_01.html